災害に強い街、千葉県浦安市に!
500億円規模のその名も、
「浦安フューチャーシティ」始動!
大和ハウス工業や富士通、三井物産など9社は、千葉県浦安市で災害に強い環境配慮型都市・スマートシティーの構築に乗り出す。産官学で開発主体となる組織をつくる。
千葉県浦安市は、東日本大震災で液状化被害が起きた。
地盤改良を施したうえで、太陽光発電や非常用の蓄電池を備え、エネルギーを最適管理できる街づくりに取り組む。
開発主体となる組織には、住宅賃貸建設のスターツコーポレーションやトヨタホーム、パナホーム、富士電機、ミサワホーム、三菱UFJ信託銀行も参加する。
千葉県浦安市にキャンパスがあり、不動産学部を持つ明海大学が都市計画づくりを担う。
浦安フューチャーシティ(仮称)の名称で開発する。
湾岸沿いの新町地区約4k㎡(4,000,000㎡=400ha=1,210,000坪)が対象。
大和ハウスなど住宅各社が2012年以降、太陽光発電設備を備えたマンションや戸建住宅を3~5年程度かけて建設する。
戸数は各社合計で約1000戸となる。
新町地区は震災で液状化した地点も多い。
このため地盤改良材を使って基礎部分を強固にしたり、地中深くまで杭を打ち込んだりするなど対策をとる。
富士通や富士電機の技術を活用して太陽電池の発電量を常時把握し、地域のエネルギー利用を最適化するシステムを2020年までに設置する。
総事業費は2020年までで500億円規模となる。
三井物産の提携先で、環境都市計画づくりに強みを持つイギリスエンジニアリング大手・アラップものノウハウも活用。
電気自動車のバスやタクシーの導入などを検討する。
政府は2010年6月に策定した新成長戦略で、再生可能エネルギーを導入する地域などを環境未来都市として指定し、補助金や規制緩和などで後押しする方針を打ち出した。
【日本経済新聞 2011年11月27日】
脱原発、千葉から洋上風力発電で
新エネルギー革命!
洋上風力は着床式と浮体式に分かれる。着床式は深さ50m程度までの比較的浅い海底に風車を固定するタイプ、浮体式は50~200m程度の海に風車を浮かべるタイプだ。
英国をはじめとする欧州では既に着床式が実用化され、大規模洋上ウインドファームが誕生している。だが、日本での開発はまだこれから。東京電力が千葉県銚子沖で2000kW級の着床式の実験を、今年から始めることがようやく決まったばかりだ。
中長期的に見ると、日本で最も可能性があるのは浮体式。東京大学の鈴木英之教授は、「日本近海は海底が急に深くなるため、浮体式の開発が重要になる」と言う。日本風力発電協会の試算では、洋上風力の導入可能量6800万kWのうち、浮体式が3900万kWを占める。これは原子炉30~40基分に相当する。発電コストは太陽光より安いとみられている。
既にノルウェーでは2000kW級の浮体式の実証実験を2009年夏に始めており、日本はここでも「周回遅れ」。だが、ここに来て開発に動きが出てきた。模型による室内実験の段階は終わり、いよいよ実海域での実証段階に入ってきたのだ。
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